『仏教文学』第38号
(平成25年10月)

平成二十四年度大会講演

中世往生伝をめぐる諸問題―『高野山往生伝』の編者如寂を中心に―田 嶋 一 夫

支部例会シンポジウム
「寺社参詣の展開と変容―中世から近世へ―」

中世末期公家社会における寺社参詣―山科言継を中心に―伊 藤 慎 吾

洛中における袋中の活動と民衆―異相智光曼荼羅を中心に―日 沖 敦 子

黄表紙『初登山手習方帖』にみられる天神像の世俗化腮 尾 尚 子

コメント 中世参詣の視点から大 橋 直 義

近世文学の視点から―シンポジウムを終えて―和 田 恭 幸

シンポジウム総括藤 巻 和 宏

論文

『源氏物語』と仏教―古注釈それぞれの特色と史的展開―三 角 洋 一

『平家物語』と仏教とを巡る近代的認識 ―明治後期における文学史的言説を基軸として―源  健一郎

『方丈記』終章の沈黙の意味について芝波田 好弘

長生院小栗堂における縁起制作と地域的展開粂  汐 里

経典受容から詩歌の表現へ(2) ―平安中期における『法華経』信解品題の詩歌―一 色 知 枝

『法華験記』と『法華伝記』の関連性―巻末偈頌をめぐって―市 岡  聡

「仏教文学会」寸感関 口 忠 男

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